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江戸時代の医療はどのようなものだったか

江戸時代にもきちんとした医者は存在していて、病気や怪我をした人にとってはなくてはならない存在でした。中心となっていたのは漢方医学で、病状に合った薬を処方するのが主だった治療方法でした。18世紀後半にはオランダからの蘭方医学も行われるようになりましたが、ほとんどの医者は知らなかったので薬を与える方法から大きく変わる事はなかったようです。また医者になるのに現在のような資格試験はなかったので、大げさに言えば誰でもなれてしまう職業でした。身分も保証されていて、武士しか乗れないようなカゴを利用出来るなど優遇されていました。医療は患者のところに行く往診という形が一般的でした。外科治療は一般的ではなかったのですが、それは切る事による激痛などが原因になっていました。眠らせる事により、痛みから解放される麻酔手術を最初に行ったのが江戸時代の日本の医師でした。この最初の手術から術後の感染症の問題もあきらかになり、医療の進歩に大きく貢献しました。

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